すだち
徳島生まれの「すだち」は、ゆずやレモンの様に、独特な爽やかな香りとすっきりとした酸味が特徴です。
古くは万葉の昔から徳島の地に原生していたとの説もあります。名前は「酢橘(すたちばな)」に由来すると言われています。
すだちは、1個約25グラム前後の大きさで、ビタミンCやクエン酸などが豊富で、果汁を搾るだけではなく果皮を料理に使うことができます。
すだちの花は、1974年(昭和47年)10月4日「徳島県の花」に指定されました。
すだちの使い方
徳島うまれの「すだち」は、独特な爽やかな香りとすっきりとした酸味が特徴です。
料亭等で焼き魚やお刺身に添えて出されるすだちですが、最近では、「すだちうどん」のさっぱりとした味わいも人気です。
すだちの季節
県花ともなっているすだちの花は、5月頃白い可憐な花を咲かせます。
最近では1年中見かけるすだちですが、『露地もの』と呼ばれる屋外で栽培されるすだちは8月中旬頃からになります。
すだちの保存方法
ポリ袋に2〜3個ずついれ空気を抜き、冷蔵庫の野菜室で保存して下さい。
時間がたつと黄色く変色し、味がまろやかになりますが、使うことは可能です。